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冬の永平寺
三八豪雪
真っ白な雪に彩られる冬の永平寺。その凛とした美しさは、多くの人を魅了しています。そんな永平寺を昭和38年(1963)に襲ったのが、「三八豪雪」です。三八豪雪は、福井市内では213cmの積雪を記録。雪深い永平寺ではそれをはるかに上回る量の雪が降り積もりました。門前でも家屋の1階は雪に埋もれ、人々は2階の窓から出入りを余儀なくされました。電柱も雪に埋もれ、雪の下に電線が埋まっていたというエピソードも。当時運行していた電車の線路も背丈を越える雪が積もり、線路の除雪にも各戸から人が借り出されました。当時は除雪車も今ほど性能が良くなく、「雪ばんば」と呼ばれる木製の雪かき道具やそり状の器具を使い、門前が総出となって除雪作業が行われました。 永平寺は法堂の屋根が壊れるなどの被害があり、永平寺をはじめ門前地区は孤立状態でした。このため、自衛隊、県・町の職員が派遣され地域の安全が保たれました。
五六豪雪
昭和56年(1981)も、五六豪雪と呼ばれる大雪に見舞われました。五六豪雪は、仕事納めとなった前年の年の暮れから降り始めたこともあり、除雪の初動体制が遅れ、あっという間に建物が雪に埋もれてしまいました。屋根の雪下ろしも、片側の雪を降ろし終える頃には反対側に雪が積もり、休む間もなく除雪が行われました。永平寺川は除雪された雪で埋め尽くされ、川の上を歩けるほどだったと言います。 五六豪雪を教訓に、現在は門前および行政による除雪体制が整備され、参拝に訪れた方々にも雪景色の永平寺を楽しんでいただけるよう努めています。
門前には、地元の言い伝えや知られざるエピソードなどを交えて、永平寺の歴史や周辺の見どころなどをわかりやすく解説してくれる語り部がいます。
語り部と一緒に歩きたいという方は下記までお申し込みください。
- お申し込み・お問い合わせ/
- 永平寺町商工観光課 0776(61)3921
永平寺門前観光協会 事務局大関 0776(63)3131